IdeaPad S10eのバッテリーパックの重さを比較
IdeaPad S10eの本体の重さは、バッテリーパックを含んだ状態で1.38kgとなっています。
UMPCとしては若干重たい部類に入ると思いますが、その最大の要因駆動時間を長くするため重量の重たい6セルバッテリーを搭載したことです。
そこで、IdeaPad S10eの6セルバッテリーとEndeavor Na01 miniとEeePC S101のバッテリーパックの重さを比較してみようと思います。
UMPC3台のバッテリーパックの重さチェック
今回は素直に、パソコンからバッテリーパックを取り外して、それぞれの重さを量ってみました。
写真左から、IdeaPad S10e、EeePC S101、Endeavor Na01 miniです。
※重さの後ろのカッコはバッテリーパックを含んだ重さです
IdeaPad S10e

325g(1.38kg)
Endeavor Na01 mini

214g(1.28kg)
EeePC S101

241g(1.06kg)
やっぱりIdeaPad S10eの6セルバッテリーパックは重たいんですね。。。
バッテリーパック重量と駆動時間比較
IdeaPad S10eは駆動時間を延ばすために、バッテリーパックを重たいものにしているので、単体の重さだけ比較しても仕方ないので、次に駆動時間との比較をしてみます。
機種名 | 重量 | 駆動時間 | 駆動時間/重量 |
---|---|---|---|
IdeaPad | 325g | 約5.3h | 0.016 |
Na01 mini | 214g | 約3.2h | 0.015 |
EeePC S101 | 241g | 約6.0h | 0.025 |
最後の「駆動時間/重量」は「1g当たり何時間駆動できるか」という数値になり、この数値が大きいほどバッテリーの重さの割に駆動時間が長いことになります。
IdeaPad S10eとEndeavor Na01 miniは数値が近く、ここでは重量と駆動時間が正比例すると考えられるので、IdeaPadの「駆動時間を延ばすために、バッテリーパックを重たいものにしている」が正しい表現だったといえます。
ただ、EeePC S101の数値が他より1.5倍以上とかなり大きくなっているので、駆動時間を延ばすためには重量を大きくするだけではなく、他の方法論もあるのかもしれません。
<参考>
重さを量るのに使ったのは、自宅にあった「タニタ デジタルクッキングスケール KD-179-BL」です。最大表示は1Kgまでですが、対象を乗せるところがフラットなのと、表示がデジタルで大きいので使いやすかったです。
って、本来はキッチンにおいてあってパスタの重さとか量るのに使っているので、こんなことに使うと怒られそうなため嫁には内緒でそっと使って、綺麗にして戻しておきました(笑