IdeaPad S10e 総合評価

Posted by yuji at 2009-01-08 | | Track Back [0]

IdeaPad S10eを2週間ほどモニターさせていただき、レビューもちょっと書きましたが最終的な評価をしていなかったので、ここでまとめたいと思います。一部は前に書いたレビューと重複しますがご了承ください。
P1100042.JPG

IdeaPad S10eはUMPCやネットブックと言われる小型&廉価なパソコンなので、すべてにおいて満点の出る製品ではないことを念頭において評価していますので、読まれる方もそのつもりで読んでください。

まずは、良かった点から

バッテリーが長時間持つのは良い

UMPCの多くは、バッテリー駆動時間がカタログスペックで3時間前後になっている中で、IdeaPad S10eはのバッテリー駆動時間5.3時間もあるので、家に帰ってから寝るまでだらだら使ってもACアダプター無しで使用できました。

また、5時間近く持つとなると、ブロガーイベントで使ったても帰りの電車で十分作業が出来る余力があります(まあ帰りの電車は座れないことが多いので、作業は中々出来ませんけど)。


バッテリー駆動時間が長いと通常は本体が重くなるのですが、IdeaPad S10eは1.38kgに抑えられているので、バッテリーウエイトレシオは割と良い方です。

バッテリーウエイトレシオというのは、重さをバッテリー駆動時間で割った数値(自動車のパワーウエイトレシオと参考に勝手に付けました)。

キーの打刻感は良い

キーの配列については難点がありますが、キーの打刻感について通常のノートパソコンと遜色なく打てているので、非常に満足しています。
P1100067.JPG
P1100048.JPG

キー入力の話になるとどうしても配列に目がいってしまうは仕方ないと思いますが、基本的なキーボードの作り込みはしっかりとやっている感じで、流石Lenovoという印象を受けました。

ほんと、惜しいんですよね


アプリケーションの反応<は良い

これは、IdeaPad S10e単体で使っているときにはまったくわからなかったのですが、その後にEPSONのEndeavor Na01 miniを使ってみて、あまりの反応の差に驚いたので、良い点としてピックアップします。

UMPCはパソコンの中心になるパーツは同じはずなのに、体感でわかるほどの差が出るというのは、製品としての完成度の高さなのか、メーカーのコンセプトの違いだと思います。

ただ、なんでこんなに違いがあるのかは良くわかりません。

価格が安い

価格については他社と追随する形なので、取り立てて安いということはないですが、反応の良さ、バッテリーの駆動時間などを考えると、安いと思える価格です。

※エントリー作成時点では49,800円


次に良くなかった点

液晶はもう少し傾いて欲しい

ファーストインプレッションでも書きましたが、IdeaPad S10eは液晶がフラットになるどころか45度くらいで止まってしまいます(結局角度を測り忘れました)。
P1090454.JPG

この角度は机に座って使う分には問題ないですが、ソファーに座って膝の上に乗せたり、モニターを複数人で見たりするときにはもう少し傾いてくれたら・・・って思うことがあります。


キーの配列、大きさはイマイチ

キーの打刻感は本当に良かったのですが、Ctrlキー、半角/全角キーが左端に無い、Ctrlキー、半角/全角キー、右のシフトキーが小さいなど、キー入力をする上では打ちにくく感じることがありました。
P1100068.JPG
P1100067.JPG

長い時間使っていれば慣れると思ったのですが、常にIdeaPad S10eだけを使うわけにもいかず、他のパソコンを使うこともあったので、中々慣れることは出来ませんでしたね・・・

UMPCはサブノートという位置づけになるので、キーの配列もメインとなるパソコンと整合性が取れるようになっていると良いかなと思います。

バッテリーパック出っ張りは気になる

バッテリーパックの出っ張りは最初は本体を持ったときのバランスが悪いな・・・という印象を受けましたが、持ったときにバランスの悪さは使っている内に気にならなくなりました。
P1100053.JPG

しかし持ったときではなく、鞄に入れたり出したりする時に意外と引っ掛かってしまうのが気になって仕方ありませんでした。

自分の鞄は普通のビジネスバックなので、パソコンを持つときにはインナーケースを使っているのですが、インナーケースはどうしてもきつめになるため、ちょっっとした出っ張りが邪魔なんですよね・・・


最後にちょっと微妙だった点

HDDの稼働を表すLEDが邪魔

HDDの稼働を表すLEDはどんなパソコンでもついていて、メンテナンスの時には重宝するものなんですが、IdeaPad S10eはそれが液晶の真下に付いて、しかもかなり明るい青色LEDが光ります。

割と周りが明るいときは気にならないのですが、夜に作業しているときなどは青色LEDがピカピカ光るのが目障りに感じることがありました。

どれくらい光るかは、動画をご覧ください。


液晶のサイズがもう少し欲しい

IdeaPad S10eだとMT4.2の画像挿入ができない!?については、解決しましたが、やっぱり液晶サイズはもう少しあった方がいいなと。。。ってこれはIdeaPad S10eだけの話ではないので、微妙な点です。

ただ、IdeaPad S10eはなぜか1,024×576ドットという中途半端な感じなので、せめて1,024×600ドットにはして欲しいなと感じます。

クイックスタートは必要なのかな?

起動の早さが売りのクイックスタートですが、やっぱり使わない気がするので、これを組み込むよりも通常のOSの起動を早くする方法を見つけた方が良かったかも、、、という思いが強いです。
SANY0012.jpg

もっとも、簡単に停止できるので、すぐに止めれば気にならないので良いんですけどね。


最終的には?

個人的に大きく気になるのはキー配列ぐらいで、それ以外のバッテリー駆動時間、相対的軽さ(本体、アプリとも)、低価格などを見ると非常に魅力的なパソコンであることは確かです。

ただ、個人的にはキーの配列の悪さが大きな減点になってしまい、使い辛さを感じてしまうのでUMPCの中でのランクは下の方になっています。

なので、キー配列が気にならなくて、バッテリー駆動時間が長いUMPCを探している人にとっては買ってもいいUMPCだと言えます。

Copyright (C) 2004-2008 Junk Word All Rights Reserved